ナトリウムを食塩相当量に換算した計算方法

ナトリウムから食塩相当量の自動計算フォームはページ最下部にあります。

原材料の表示を見ていると多くの場合は

『ナトリウム』

で表示されていますが、最近はナトリウムの表示が無く

『食塩相当量』

で表示されているのを見かけます。

これは食品に含まれているナトリウム量を食塩の量に換算した値で、栄養成分表示基準の改定により表示の仕方が変わってきています。

この改定について詳しくは下で書いています。

計算式

食塩は、ナトリウムと塩素からできていますが、

食品に含まれているナトリウム量を食塩の量に換算した値は次の式で計算出来ます。

ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)

ナトリウム量×0.00254

ですね。

食塩摂取量を制限している方は参考にしてみて下さい。

食品表示例

これはカルビーのじゃかりこチーズ味の栄養成分表示です。

  • 1箱あたりの内容量:58g
  • エネルギー(カロリー):291kcal
  • たんぱく質:5.1g
  • 脂質:14.5g
  • 炭水化物:34.9g
  • ナトリウム:344mg (食塩相当量 0.9g)

このようにナトリウムと食塩相当量のどちらも書かれている場合もあります。

カルビーのお菓子ですとナトリウムの表示がなく食塩相当量のみ記載してある場合もあります。

じゃがりこサラダ味の栄養成分表示は食塩相当量のみです。

  • 1箱あたりの内容量:60g
  • エネルギー(カロリー):298kcal
  • たんぱく質:4.1g
  • 脂質:14.4g
  • 炭水化物:38.0g
  • 食塩相当量:0.8mg

ナトリウムの栄養表示新基準が変わる

実は、栄養成分表示のナトリウムは、今後『食塩相当量』で記載するように栄養表示基準が改定されています。

2017年現在は上の例で書いたようにまだ完全に変わっていませんが、2020年までには完全に変わります。

これからはわざわざ自分で計算する必要がなくなりますね。